子どものスペースを考える
カテゴリ: リフォーム
個室を増築したい理由として、いちばん多いのが「子ども部屋」です。
「子どもが大きくなったから、そろそろ個室が必要だ」
「男の子と女の子をいつまでも一緒にしておきたくない」
このような色々な意見があります。しかし、住まいの中で一番不要な部屋こそ、子ども
部屋ではないかと思われる専門家もいます。
子ども部屋という逃げ場があるために、親子関係が冷たく断絶し、家庭生活がきくしゃくし、ついには集団生活の苦手な甘ったれの子どもが増えてしまったのではないかと思われることもあります。
10年後を考えて見ましょう。たいていの家庭では、子どものために新築したり、リフォームして立派な子ども部屋をつくります。でも、10年もすれば、肝心の子どもたちが巣立ってしまいます。あとには物置同然の空き部屋が残るだけです。
子ども部屋にかぎらず、増築の要求が出てきたときには、その原因を分析し、ほんとうに増築でなければ、その問題が解決できないのかどうか、客観的に判断する必要があります。ましてや、子ども部屋の増築に関しては、ひときわ慎重でなければなりません。
子どもが落ち着いて勉強できるコーナーや、自分の大切な物をきちんとしまえる場所、プライバシーを主張できるスペース、そんなコーナーさえ確保できれば十分だと思います。
たとえば、リビングやダイニングのコーナーを収納壁で仕切るだけでも、簡単な子どもコーナーをつくることができます。このようにして、色々考えてみることも重要です。
